お墓を買うことは一生に一度の、とても高価な買い物になります。
そんなお墓を買う際に、後悔や失敗しないためのお墓の選び方、お墓を建てる時のポイントなどをご紹介していきます。

１．お墓を建てるまでの流れ

まずはお墓そのものを建てる前に、お墓を建てる基本的な流れを知っておく必要があると思いますのでご紹介します。

①場所を探す

最初に考えなければならないのが、どこにお墓を建てるのか？ということです。
その地方の慣習や、最寄りのお寺、駅近、信仰されている宗派など様々な墓地選びのポイントがございます。
今お住いの周りの墓地・霊園をお調べになったり、石材店に相談するなどが一般的です。
弊社カレン（群馬県館林市）では、近県から遠方まで、まだお決まりでないお客様のご要望にあわせた最適な墓地をご紹介いたします。

お墓をどこに建てようかお悩みの方は下記の詳細記事をご参照ください。

 

②予算の検討

ご予算に合わせたお墓造りが大切です。
ご家族や親族の方と、どんなお墓を建てたいかを相談しておくことがポイントです。
とはいうものの、こんなお墓がよいかなとイメージしても、どのくらいの費用がかかるのかわかりにくいと思います。
おおよその目安や、お墓を建てる費用は、「永代使用料」「墓地管理料」「墓石代」などの合算になります。
おおよその一般的な相場は、１００万～３００万ほどです。
永代使用料は、都内や大都市圏など地価の価格に比例して上がっていきます。

 

③石材店を探す

石材店を探す際は、口コミや店構え、お店の対応、墓石のデザイン、価格といったサービス全般の比較をすると良いでしょう。

訪問見積もりだけで石材店を決定することなく、ぜひ実店舗に足を運んでみることをお勧めします。

近年お墓の安易な注文によるトラブルが多くなっております。
下記の、【信頼できる石材店の選び方】記事をご参考下さい。

 

④墓石を決める

石材店が決まったら、見積もりした墓石デザインの修正や、使う石材、色など詳細を墓石デザイナーと共に決めていきます。
お墓のデザインや石材の種類、外枠・彫刻など様々な組み合わせでお客様にとって最適なお墓を形作っていきます。
墓石のデザインや、石材の種類は、この記事の後半に詳しく解説してございます。

 

⑤お墓の建設

墓石やデザイン、設置場所、天候や季節などによってかかる期間はまちまちですが、一般的な石材店では、発注から施工完了までに、１カ月〜3ヶ月ほどお時間を要します。
弊社カレンでは、中国の墓石工場からの直接発注をしているため、最短３週間で施工が可能でございます。
また、山間の墓地や、狭土地など施工難易度の高い条件であっても、経験豊富な熟練の石職人が最新設備を用いて最高レベルの施工技術をお約束いたします。

 

⑥お墓の確認

お墓が完成したら本人や家族の立ち合いのもと最終チェックを行います。
石にひび割れがないか、注文通りのものであるかなど、問題がないことを確認いただきましてお引き渡しとなります。 
その後、開眼供養に進みます。

上記のような流れがお墓を建てるための流れになります。

なお、お墓を建てるためには、「墓地使用許可証(永代使用書と呼ばれることもある)」や「工事届」といった書類が必要になる場合がございます。

 

１．お墓を建てる時の注意点

ここからは、お墓を建てる際に注意しておくべき点についてご紹介していきます。

 

①受け入れができる・できない宗旨や宗派がある

墓地・霊園によっては、受け入れができない宗旨・宗派があります。
お墓を建てたいと思っている墓地・霊園が、ご自身の宗旨や宗派を受け入れてもらえるのかを事前に確認することが重要になります。

 

②お墓を建てる場所

お墓を建てる墓地・霊園を選ぶ際は、アクセスのし易さをある程度重視しておくと良いです。
お墓は建てて終わり、という訳ではなく、「お墓参り」や「定期的な掃除」などが必要になります。歳を重ねてお墓へ足を運ぶのが億劫になってしまわないよう、自宅から極力近い場所に建てられるか？交通手段となる公共機関が充実しているかを確認してみて下さい。

最初のお墓選びの流れにもありますように、墓地・霊園選びの際には、まず近所に墓地や霊園があるかを確認してみたり、石材店に相談するのが良いでしょう。

 

③費用の確認と計算

お墓を建てるのにかかる費用は大きく分けて、「永代使用料」「墓地管理料」「墓石代」になります。
他にも、新しくお墓を建てた時に仏様の魂を入れる儀式でもある「開眼供養」にもお金が必要です。こうした、様々な所にお金がかかりますので、どこにいくら必要？といった費用の確認や計算は予めしておくとスムーズに事が運んでいきます。

 

④跡継ぎ問題

お墓は、誰が跡継ぎになるか？ということも重要になります。

例えば、跡継ぎの人がいないと、墓地・霊園に支払う管理料の支払いをする人がいなくなったり、お墓が放置されて荒れてしまうなどといったことが起きないようにするためにも、跡継ぎが必要となります。

仮に管理していた人が亡くなってしまい跡継ぎがいない場合、一定期間管理料を滞納してしまうと墓地の管理者の判断でお墓を解体されてしまいます。そして、お墓に入っていた遺骨は墓地の管理者によって取り出され、無縁仏として合祀墓に埋葬されます。

 

３．お墓選びのポイント

墓石は、形や大きさに対しての細かい決まりは特になく、ある程度は自由に決めることができます。しかし、墓地・霊園によっては墓石施工に関するガイドラインがあります。
では、墓石を選ぶにはどのようなことを気にするべきか？どんな墓石を選べば良いのか？

そんな墓石選びの際のポイントをご紹介します。

 ①墓石の種類

墓石は、大きく分けて上記３つの種類が主流です。

・洋型墓石
・和型墓石
・デザイン墓石

それぞれのお墓の種類や特徴、選び方のポイントは下記記事をご覧ください。

 

各墓石のさらに詳細は、下記記事をご覧ください。

洋型墓石は、背の低い横に広がった形の墓石です。近年一番人気のある種類です。

 

和型墓石は、日本の伝統的な形と言える縦に長い形をした墓石です。

 

デザイン墓石は、個性豊かな自由度の高いデザインが特徴です。洋風墓石や和風墓石のようなに決まったスタイルではなく、独創的なデザインをご希望のお客様のこだわりを重視した墓石です。

 

②石材選び

お墓は、長い年月を渡り、子々孫々に受け継がれていくものになりますので、墓石に使われる石材選びは墓石選びの中でも非常に重要な点と言えます。

お墓が建つほとんどの環境は屋外です。雨風にさらされたり、夏の高温、冬場の寒冷に耐え、耐震強度のある石材でなければなりません。
この様な点をふまえ、石材選びで抑えておきたいポイントは、「硬くて耐久性に優れている」「水の吸収がしにくい」「劣化しにくい」という点であると言えます。

石材の種類や特徴　おすすめ石材１０選に詳しく解説してございます。
参考にしてください。

 

 

 

③原産地

国産なのか外国産なのかによって大きく金額が変わります。
国内産の石材は、日本の風土で育った石材です。
高温寒冷多湿な日本において四季の変化に従順に対応できます。
国産石材は、採掘量が少なく、石工職人のこだわりが存分に詰まったブランド工芸品とお考え下さい。
一方、外国産の墓石は砕石量が多く、加工を現地で行ってから輸入するということから、人件費が安いという所にも差があります。

国産石材を使用したこだわりのお墓造りは下記記事をご参考下さい。

 

④使用される石の量

当然のことながら、墓石に使われる石の量が増えればその分だけ金額も上がっていきます。
また、墓地(お墓を設置する土地)面積が広ければ暮石もそれなりの大きさのものが必要となりますので、墓地の広さと暮石の金額は比例します。

 

⑤デザイン料・技術料

一般的な墓石のデザイン料は、墓石の価格に含まれてございます。
石塔に刻む文字をお選びいただきます。下記記事を参考にしてください。

また、オプションで石塔や敷板などに刻む彫刻をお選びいただけます。下記記事をご参考下さい。

特殊なデザインや、高い施工技術を要するデザインに関しては、技術力や専用設備が必要なこともあり、施工ができない石材店が多いです。その様な複雑なデザインは参考写真をお持ちいただきまして、ご相談下さい。
弊社カレンでは、様々なお墓デザインを建立させていただいております。
リーズナブルなお墓から、１点物のオリジナル墓石まで施工が可能です。

 

カレンでは、お客様に寄り添い、真心こめたお墓づくりをしております。
親切丁寧な対応をもっとうに、プロのお墓デザイナーが対応させていただきます。
最新最高レベルの施工技術で、お客様に最適なお墓をご提案して参ります。

本記事で紹介した事例は、ほんの一部でございます。
是非、弊社店舗にお越しいただき、様々なデザインをご覧いただけたら幸いです。
また、ご不明点や詳細につきましては、お気軽にお問合せ下さい。
心よりお待ち申し上げます。

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