お墓を建てる際、以前は「周囲のお墓と同じようなデザイン・大きさのものを建てる」というのが一般的でした。

ところが最近では、各ご家系で好みや予算を考慮したお墓を建てることの方が主流になりつつあり、デザイン・大きさは多種多様になってきました。

そんな中、ご家系のため・ご自身の没後の居場所のためにお墓はほしいと思いつつも、

• 予算に限りがあったり、
• お墓の豪華さにはあまりこだわりがなかったり、
• お墓にはあまりお金をかけず、他の用途のためにも取っておきたいとお考えだったり、

などのご事情により、可能な限り費用を抑えたいとご希望されるお客さまも増えてきております。

このようなお客さまのために今回は、お墓を購入するにあたって費用を安く抑えるポイントについてご説明いたします。

郊外の墓地・霊園を契約する

都心部よりも郊外の方が家賃が安いのと同様に、墓地・霊園も都心部よりも郊外の方が安いです。

また、都心部と郊外とでは、金額はさほどかわらなくとも敷地面積が違うといった場合も多いです。

ただし、郊外の墓地・霊園の中にはアクセス性が悪いというところもございます。

例えば、

• 自動車を持っていないと通いづらい
• 電車やバスの本数が非常に少ない

などです。

その他の詳しい特徴についてはこちらの記事でご説明しておりますので、宜しければご覧ください。

【完全ガイド】お墓の場所を選ぶ際の重要ポイントを解説！

最適な墓地を選ぶ

お墓を建てる墓地・霊園には、

• 公営墓地
• 民営墓地
• 寺院墓地

の3種類がございます。

それぞれにメリット・デメリットがございますので、ご自身やご家族にとって最適な場所を選ぶようにしましょう。

一見、金額だけ比較すると公営墓地が安いと言われてはいますが、

• ご遺骨がないと応募できない
• 人気が高い場合墓地・霊園では年に数回しか実施されない抽選に通過する必要がある

などの制約があるケースが多いのでご注意ください。

詳しい内容はご検討先の墓地・霊園にご確認いただくのがよろしいかと思います。。

狭い区画で契約する

同じ墓地・霊園でも、お墓の区画が広い場所・狭い場所など様々あります。

この区画の広さによって、墓地・霊園へお支払いする永代使用料などが変わってきます。

そのため、もし費用を抑えるのであれば、狭い区画をご契約されるのが良いかと思います。

ただし、狭い区画のお墓は狭い納骨室にしかできませんので、納骨スペースが無くなった際には改葬などの手続きが必要になる可能性がある点にはご注意ください。

小さい墓石のお墓を建てる

お客さまの中には、たまたま契約できた墓地・霊園の敷地が、必要以上に広いものになってしまったというお客さまもいるかと思います。

そうなると、つい敷地面積をいっぱに占有した立派なお墓を建てたくなってしまいます。

ですがそうではなく、比較的小さい墓石にすることで、お墓の購入費用を抑えることができます。

敷地に比べてコンパクトなお墓を建てるとなると、余ったスペースに雑草が生えるなどの懸念があるお客さまもいるかと思いますが、雑草対策の施工をすることで十分に抑制することができます。

お墓の施工工事がしやすい墓地・霊園を選ぶ

お墓についてかかる費用の中には、石材店が墓地・霊園でお墓の工事をするための費用も含まれます。

そのため、このお墓の工事がしやすいほど短期間で工事が完了するので、お墓の工事費が削減できる可能性があります。

逆に工事がしにくいお墓の例をあげますと、

• 地盤が弱い場合
• 急な坂道がある場合
• 動線が非常に入り組んでいる場合
• 駐車場からお墓までの距離が非常に遠い場合
• 動線がお墓の運搬に支障をきたすほど狭い場合
• 何段もの階段を登らないとお墓にたどり着けない場合

などです。

もしご不安があるようでしたら、弊社カレンにて無料相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お問合せはこちら

関連記事

【誰にでもワカる】お墓を購入する流れの解説 【事例別に解説】お墓の改葬費用について お墓作り成功の秘訣！石材店選びで大切な6つのポイント お墓の改葬は良くないこと？お墓問題の対処について解説