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永代供養墓の特徴と種類について

この記事を読んでほしい方
  • メディアでよく目にする永代供養墓について、自分には合っているものなのかを確認したい方
  • ご子孫さまにお墓を継がせるつもりはないという方
  • 自分を供養してもらうためにお墓はほしいが、承継者さまが見つからなくて悩んでいるという方

近年、世間の方に「お墓についての悩みや心配ごととして、どのようなものがあるか?」とお尋ねすると、「自分の子供に迷惑をかけたくない」や「お墓のお世話をしてくれる人がいない」など、ご自身が亡くなられた後の承継者さまについて悩まれている方が多いという状況がございます(オレンジページ, くらし予報 ニュースリリース, 2016年9月16日より)。

その主な背景としては、少子高齢化が挙げられると推測されます。東洋経済の「世帯類型別の構成比推移」というグラフを見ますと、「単身世帯」や「夫婦のみ世帯」といった子なし世帯が半数以上を占める一方、これまで一般的と認知されてきた「子あり世帯」の割合は3割弱にまで減少しています。

引用元:東洋経済ONLINE, 「夫婦と子の家族」は今や3割弱しかいない現実, 2019年7月9日

このことから、「お墓はご長男さまが承継されるものである」という今までの一般常識的な考えでお墓を建てようとしても、そもそもご子孫さまがいらっしゃらなかったり、あるいはご子孫さまがいてもお墓の維持管理の負担となってしまうことを懸念されている方が多いのだと思われます。

しかし、だからといってご自身が亡くなられた際にお墓がないとなると、誰からも供養してもらえないことへの不安があるというお気持ちも理解できます。

そこで近年注目を浴びていますのが「永代供養墓」というお墓です。

永代供養墓にすることで、承継者さまがいなくともお墓を建てることが可能になるため、このような悩みを抱えていらっしゃる方には適したお墓となります。

そこで今回は、近年注目を浴びております永代供養墓の特徴や種類について、分かりやすくご説明いたします。

この記事を皆様に適したお墓選びのお役に立てていただければ幸いです。

永代供養墓とは

永代供養とは、霊園や墓地の管理者がご家族に代わって遺骨を預かり、お墓の管理や供養を行ってくれるというサービスになります。永代供養料という料金を支払うことで、契約した期間においてサービスを実施していただけることになるのです。

永代供養墓の契約期間は法要年数で区切られるケース(17回忌や33回忌など)が多く、契約期間を過ぎたお墓は基本的には合祀(骨壷からご遺骨を取り出し、他の方の遺骨と一緒になる)されます。「永代=永久に要望どおりに管理してもらえる」では無いので、この点ご注意ください。

永代供養墓の種類について

永代供養墓にはさまざまなバリエーションがございます。以下に、代表的な永代供養墓の種類についてご紹介していきます。

種類

説明

個別安置墓 個別に区画されたスペースに、個別にお墓を建てる形式です。この中で俗に、お一人さまのお墓を個人墓、ご夫婦さまのお墓を夫婦墓と呼ぶこともあります。

集合墓

一つのお墓に、他の家系の方と一緒に納骨してもらうお墓の形式です。ただし、骨壷のまま納骨されるので、他の方と遺骨が混ざることはありません。

合祀墓(共同墓)

他の方の遺骨と一緒に埋葬するお墓の形式です。基本的には骨壺からご遺骨を取り出して埋葬されますので、一度合祀墓に納骨してしまうと、その後個別の遺骨を取り出せなくなります。
永代供養付きの一般墓 承継者さまがいる限りは一般のお墓を保ちつつ、承継者さまがいなくなると自動的に永代供養墓に移すという形式です。

樹木葬

埋葬のシンボルとして、墓石ではなく樹木を採用する形式です。

納骨堂 ご遺骨を室内のロッカーの中に納骨する形式です。

永代供養墓のメリット

お墓の継承者が不要

永代供養墓の一番のメリットと言っても過言ではないのが「お墓の継承者が不要である」という点です。

お墓はせっかく建てたとしても管理やお手入れをしていないと、

  • コケやカビが発生したり
  • 鳥のフンがついてしまったり
  • 墓石にシミが付いたり
  • 地震や強風によってお墓が損傷したままになってしまったり

といったような劣化がどんどん進んでしまいます。

なので、承継者さまがいなくとも墓地や霊園の管理者が代わりに維持管理をしてくれるというのはとてもありがたいことですね。

ちなみにご遺骨が合祀されたとしても、ご親族さまがお墓参りすることは可能です。

孤独感を感じにくい

永代供養墓は最終的にはご遺骨が他の方とまとめられることになります。そのため、たとえ身寄りがない方であっても多くの方々と同じお墓に入ることになりますので、孤独感を感じにくいというメリットがございます。

またご遺骨をまとめられたとしても、供養は墓地の管理者によってずっと行われていきます。

このような形で他の方と同じ場所で、かつ常に清潔に保たれた場所に埋葬されるというのは、不安が大きく和らぐのではないでしょうか。

永代供養墓のデメリット

最終的にご遺骨は他の方とまとめられる

永代供養墓はバリエーションが豊富ではありますが、そのほとんどは契約期間が終了すると骨壷からご遺骨が取り出され、他の方のご遺骨と混ぜられる形でまとめられます。

さらに、一度ご遺骨をまとめられてしまうとご遺骨を取り出すことが不可能になってしまいます。なので、改葬や手元供養を検討されるのであれば、ご遺骨をまとめられる前に手続きをする必要があります。

こういったことから、家系やご親族とは全く関係のない方とご遺骨を一緒にされることに抵抗を感じる方にとっては永代供養墓は向いていないかと思われます。

お墓を承継できない

永代供養墓は一般のお墓とは異なり、お墓を承継することができません。

そのため、ご自身が契約したお墓をご子孫さまへ承継ができないことはもちろん、ご先祖さまの永代供養墓にご自身が入ることもできません。

もしご先祖さまから承継したお墓を永代供養墓にした場合には、「永代供養付きの一般墓」でない限りは墓じまいをすることになります。

そうなると「死後は先祖代々のお墓に入るものである」という考えの方もいらっしゃった際に、ご本人さまが合祀を承諾をしていたとしても、ご子孫さまやご親族さまからの理解が得られない場合もあります。

永代供養墓に向いている人

永代供養墓は様々なメディアでも取り上げられている上に大きなメリットもあるのですが、ではここで「お客様の場合には適しているのかどうか?」が気になることかと思います。

永代供養墓に向いているお客さまの例を上げると、以下のとおりです。

  • ご自身のお墓のことは、ご自身だけで完結させたいという方
  • 埋葬される場所さえ確保されていれば、お墓の形式は気にしないという方
  • ご先祖さまから承継したお墓は、墓じまいしても構わないという方(承継者様の場合)
  • 最終的にご遺骨を合祀されても構わないという方

ただここまで記事をお読みになった上でも、お客さまが「自分はお墓をどうしたらいいのか?」と悩まれているようでしたら、是非カレンへお問い合わせいただけたらと思います。弊社の経験豊富なスタッフが、お客様のお墓の形式をしっかりとサポートさせていただきます。

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この記事を書いた人

株式会社カレン

株式会社カレン

群馬県館林市の石材店【株式会社カレン】が執筆しております。 お客様満足度の高さが自慢の石材店です。 御施主様のお気持ちに寄り添い、丁寧にお話を伺うなかで、お客様にとって最適なお墓づくりをサポートさせていただいております。

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