- お墓を選ぶ際に、ご自身に似合うような色は何かと気になる方
- 墓石の色の違いによって、お墓の仕上がりはどのように変わってくるかが気になる方
昔のお墓の、どのご家系でも似たデザインのものが多かったです。そのため、「お墓といえば・・・」と聞かれた際、以下の写真のようなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
ところが最近では、よりお墓のデザインの幅が広がっており、
- 洋風のデザインのお墓であったり、
- お客さまがお好きなお花の彫刻を彫ったり、
- ご子孫さまへの感謝の言葉を彫刻したり、
というような、いわゆる「現代的なデザインのお墓」が人気を集めています。
その中でも特に、お墓の印象を大きく左右するのが「墓石の色」でございます。
といいますのも、お墓の色次第で、
- ご子孫さまがお墓を見たときに受けるご先祖さまの印象が変わる
- 遠くからお墓を見たときの存在感、あるいは周りの風景との調和性が変わる
というような効果が期待できます。
そこで今回は、墓石の色の違いによってどのような印象のお墓になるかについて、ご説明させていただこうかと思います。
灰色
お墓といえば「灰色」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実際に灰色の墓石でお墓を建てられる方は非常に多いです。
というのも、昔からよく見る色ですから、どの世代の方にも比較的受け入れられやすいからであると考えられます。
また、灰色の墓石で建てられたお墓は、墓地の風景と合わせて見たときに、非常にバランスが取れた景観になりやすいという特徴がございます。
そのため、墓石に彫刻でイラストや模様を入れたとしても「わざとらしさ」を感じにくく、上品に仕上がりやすいです。
アーバングレー | 庵治石 (あじいし) |
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白
白い墓石は清らかで純白な印象を感じさせてくれます。
太陽の光を受けたときに最も反射がしやすい色ですので、お参りに来たご子孫さまを明るく照らす「光」であるかような存在感を与えてくれます。
また機能面についてですが、白いお墓は傷や汚れがついてしまったとしても目立ちにくいというメリットもございます。
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黒
黒い墓石は洗練された高級感を感じさせてくれます。
その上、存在感が強いので、近くで見ると威厳を、遠くから見てもスタイリッシュな印象を与えてくれるお墓となります。
彫刻によるイラストや模様を施さなかったとしても、シンプルであると同時にエレガントなお墓になりやすく、
また、も黒の中に金や白が散りばめられた石材を使うと、太陽の光を受けて美しい輝きを放つという特徴を持ちますので、人気の高い色の一つとなります。
Y1 | 浮金石 (うきがねいし) |
北大青 (ほくだいあお) |
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ピンク
「ピンク」というとよく連想されますのが「桜」です。
墓地・霊園によっては墓所内に桜の木がそびえ立っているところもございますので、
- 桜の花が人々の気持ちを明るくするように、お墓参りに来たご子孫さまを元気づけられる存在でいたい
- そびえ立つ桜の木のように、今後の世の中の行末を見届けていたい
このようなお考えのお客さまには適切なお墓だと思います。
663 | 万成石 (まんなりいし) |
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緑
緑の墓石は、自然と調和した癒やしを与えてくれます。
例えば日々の仕事などで忙しかったり、何か悩みを抱えていらっしゃっているご子孫さまがお墓参りにいらっしゃった際、ご子孫さまの心をリフレッシュさせてあげられるような、そんな印象を与えてくれます。
また、緑のお墓をご希望されるお客さまは比較的少数です、他の家系のお墓とは違った、個性のあるお墓をご希望のお客さまにも最適な色だと思います。
本小松石 (ほんこまついし) |
天山石 (てんざんいし) |
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いくつかの色を組合せるのもおすすめ
単一の石材だけ使ったお墓でも十分に美しいです。
ですが、さらにいくつかの色の石材を組合せることによって、
- より独自性を強調できるため、ご子孫さまがお墓参りをする際にお墓を見つけやすかったり、
- 各色の石材の良いところをうまく取り入れたお墓にできたり、
など、お墓のデザインの幅をグッと広げることができます。
灰色+黒 | 白+黒 | 白+薄茶色 |
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弊社カレンでは、お客さまがご満足いただけるまで真摯にお墓のデザインのご提案をさせていただいております。
少しのご相談からでも無料で承っておりますので、以下のお問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。