デザインおよび文字は、墓石のカレンオリジナルのものです。
法的に保護されており、転用・模倣・複製は固く禁止されています。
カレンでは、お客様の想いを形にして、価格以上の感動を心掛け、お墓づくりを行っています。
ご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お墓を建てるとき、多くの方が迷われるのが、和型墓石と洋型墓石のどちらを選ぶかという点です。
和型墓石には、日本のお墓らしい伝統と格式があります。一方、洋型墓石には、現代的でやわらかな印象があり、デザインの自由度も高いという特徴があります。
ただし、和型墓石と洋型墓石で、供養の意味が変わるわけではありません。大きく変わるのは、主に墓石の形や使用する石材の量、外柵を含めた墓所全体のデザインです。
この記事では、和型墓石と洋型墓石の違いを比較しながら、それぞれがどのような想いや希望に合うお墓なのかを分かりやすく解説します。
目次
- 和型墓石と洋型墓石の一番の違いは「墓石の形」
- 寺院によっては和型墓石のみ施工できる場合があります
- 戒名や法名を彫る位置にも違いがあります
- 和型墓石と洋型墓石で使用する石材は同じです
- 和型墓石と洋型墓石に人気の石材
- 和型墓石の方が費用は高くなりやすい
- 費用を抑えながら今風のお墓を建てるなら洋型墓石
- 和型墓石でも洋型墓石でも文字や彫刻を選べます
- 墓石は刻む文字や彫刻で印象が大きく変わります
- 和型墓石も現代の暮らしに合わせて進化しています
- 洋型墓石は掃除しやすさと管理のしやすさが進化しています
- 和型墓石と洋型墓石の比較
- 和型墓石はこのような方におすすめです
- 洋型墓石はこのような方におすすめです
- デザイン性と施工技術の更新が大切です
- まとめ|どちらが優れているかではなく、どんな想いを形にしたいか
和型墓石と洋型墓石の一番の違いは「墓石の形」
和型墓石と洋型墓石の大きな違いは、墓石の形です。
和型墓石は縦に高く、竿石、上台、中台、芝台など、複数の石材を積み重ねてつくられます。日本で古くから親しまれてきた、伝統的なお墓の形です。

和型墓石(墓石のカレン施工)
洋型墓石は横に広く、和型墓石と比べて背が低い形をしています。シンプルな形から曲線を取り入れたデザインまで、幅広い設計が可能です。

洋型墓石(墓石のカレン施工)
和型墓石の主な特徴

黒御影石を使用した和型墓石(墓石のカレン施工)
- 日本で古くから受け継がれてきた伝統的な形
- 縦に高く、重厚感や格式がある
- 「〇〇家之墓」などの家名を刻むことが多い
- 寺院墓地や歴史のある墓地の景観になじみやすい
- 代々受け継ぐお墓として選ばれやすい
洋型墓石の主な特徴

洋型墓石(墓石のカレン施工)
- 横に広く、背の低い現代的な形
- シンプルでやわらかな印象に仕上げやすい
- 文字や彫刻など、デザインの自由度が高い
- 石材の使用量を抑えたコンパクトな設計も可能
- 掃除やお手入れをしやすい形にできる
和型と洋型のどちらを選んでも、ご先祖様や大切な方を供養するお墓であることに変わりはありません。
寺院によっては和型墓石のみ施工できる場合があります

寺院墓地では、昔から受け継がれてきた墓地の景観や格式を守るため、建立できる墓石の形に決まりが設けられている場合があります。
寺院によっては、伝統的な和型墓石のみ施工可能とされていることがあります。また、洋型墓石を建てられる場合でも、高さや形、大きさについて制限が設けられていることがあります。
近年人気のカラー墓石やデザイン墓石についても、寺院ごとに考え方が異なります。
- 洋型墓石を建ててもよいか
- カラー墓石を使用してもよいか
- 墓石の高さや形に決まりがあるか
- 彫刻する文字や図柄に制限があるか
寺院墓地でお墓を建てる場合は、墓石の設計を決める前に、住職や墓地管理者へ確認しておくことが大切です。
戒名や法名を彫る位置にも違いがあります

洋型墓石(墓石のカレン施工)
お墓には、亡くなられた方の戒名や法名、俗名、没年月日、年齢などを刻みます。
戒名などを刻む場所として一般的なのは、墓石の近くに設置する墓誌です。
一般的には墓誌を建てて戒名を刻みます

向かって左に墓誌を配置(墓石のカレン施工)
墓誌とは、亡くなられた方の戒名や法名、俗名、没年月日などを記録するための石板です。
墓誌を設置しておくことで、納骨する方が増えたときにも、戒名などを追加で彫刻しやすくなります。
和型墓石では竿石の側面に刻むこともあります

竿石の側面に戒名を刻んでいる(墓石のカレンによる外柵リフォーム例)
伝統的な和型墓石では、一番上にある縦長の竿石の側面へ、戒名や法名を刻むことがあります。
墓誌を別に設置せず、墓石本体に亡くなられた方のお名前を残していく、昔ながらの方法です。
外柵の内側に墓誌を埋め込むデザインも人気です

外柵の内側に墓誌を配置(墓石のカレン施工)
近年のお墓で人気が高まっているのが、外柵の内側に墓誌を埋め込むデザインです。
独立した墓誌を建てるよりも、墓所全体がすっきりとまとまり、広く見えるというメリットがあります。
墓誌が外柵と一体化するため、出っ張りや段差も少なくなり、掃除しやすいお墓に仕上げることができます。
コンパクトなお墓ではカロート前に墓誌を設けます

カロート前に配置された墓誌(墓石のカレン施工)
限られた墓所を有効に使うコンパクトなお墓では、カロートの前面に墓誌を設けるデザインも採用されています。
省スペースでありながら、戒名や法名をきちんと刻むことができ、墓石と墓誌を一体感のあるデザインに仕上げられます。
和型墓石と洋型墓石で使用する石材は同じです

カラー墓石(墓石のカレン施工)
和型墓石だから特別な石材を使い、洋型墓石だから異なる石材を使うということはありません。
和型墓石でも洋型墓石でも、基本的には同じ種類の御影石から選ぶことができます。
墓石に使用される石材は、主に次の産地に分けられます。
- 国産石材
- インド産石材
- 中国産石材
一般的には、国産石材、インド産石材、中国産石材の順に価格や希少価値が高くなる傾向があります。
ただし、石材の価値は産地だけで決まるものではありません。石目の細かさ、吸水率、硬さ、採掘量、色合いなどによっても価格は変わります。
和型墓石と洋型墓石に人気の石材

緑色の石材M1Hを使用した洋型墓石(墓石のカレン施工)
黒御影石|重厚感と高級感のある仕上がり

黒御影石を使用したデザイン洋風のお墓(墓石のカレン施工)
黒御影石は、和型墓石と洋型墓石のどちらにも人気があります。
石の色が濃く、磨いた表面に美しい光沢が生まれるため、重厚感と高級感のあるお墓に仕上がります。
黒系の高級石材としては、次のような石種が知られています。
- スウェーデン産ファイングレー
- インドクンナム
- インドY2
- インドM10
黒御影石は、伝統的な和型墓石をより格式高く見せるだけでなく、シンプルな洋型墓石を引き締まった印象に仕上げることもできます。
白御影石|明るく清潔感のある仕上がり

庵治石を使用したお墓(墓石のカレン施工)
白御影石は、明るく清潔感のある印象が特徴です。
日本を代表する最高級石材として知られているのが、香川県産の庵治石です。細かな石目と独特の美しさがあり、古くから高級墓石に使用されてきました。
また、中国産の白御影石は、比較的費用を抑えやすいという特徴があります。
墓石本体には高級感のある黒や緑、ピンクなどの色石を使用し、外柵には中国産の白御影石を組み合わせることで、デザイン性を保ちながら費用を抑える方法もあります。
緑色の御影石|上品で落ち着いた印象

緑色の石材M1Hを使用したお墓(墓石のカレン施工)
緑色の御影石も、和型墓石と洋型墓石のどちらにも人気があります。
中でもインド産のM1Hは、深く上品な緑色が特徴です。落ち着きのある色合いと美しい石目によって、お墓全体を一段上の仕上がりに見せてくれます。
和型墓石では格式のある印象になり、洋型墓石では自然になじむ穏やかな印象になります。
ピンク系の御影石|洋風のお墓に人気

インド八重桜を使用したお墓(墓石のカレン施工)
やさしく明るい雰囲気のお墓を希望される方には、ピンク系の御影石が人気です。
代表的な石材には、次のような種類があります。
- インドマホガニー
- インド八重桜
- 中国663
ピンク系の石材は洋型墓石との相性がよく、花の彫刻や曲線のあるデザインを組み合わせることで、やわらかく温かみのあるお墓に仕上がります。
和型墓石の方が費用は高くなりやすい

重厚な黒御影石の和型墓石(墓石のカレン施工)
一般的には、洋型墓石よりも和型墓石の方が費用は高くなりやすい傾向があります。
その大きな理由は、和型墓石の方が使用する石材の量が多いためです。
和型墓石は縦に高く、複数の石材を積み重ねてつくられます。そのため、同じ石種を使用した場合でも、背の低い洋型墓石より石材の使用量が多くなります。
また、伝統的な和型墓石では、次のような装飾や付属品を取り入れることがあります。
- 門柱
- 灯籠
- 外柵
- 玉垣
- 物置台
- 塔婆立て
これらの部材を追加すると、使用する石材と加工の工程が増えるため、墓所全体の費用も高くなります。
費用を抑えながら今風のお墓を建てるなら洋型墓石

感謝の文字が刻まれた洋型墓石(墓石のカレン施工)
費用を抑えながら、現代的で管理しやすいお墓を建てたい方には、洋型墓石がおすすめです。
洋型墓石は和型墓石よりも背が低く、使用する石材の量を抑えやすい形です。
さらに、外柵を低くしたり、墓所全体をコンパクトに設計したりすることで、石材の使用量と加工費を抑えることができます。
- シンプルな形にする
- 外柵を低くする
- 墓誌を外柵へ埋め込む
- 複数の石材を組み合わせる
- 必要な機能だけを残す
このような工夫によって、費用を抑えながらも、見た目の美しい今風のお墓を建てることができます。
和型墓石でも洋型墓石でも文字や彫刻を選べます

桜の彫刻|和型墓石(墓石のカレン施工)
和型墓石だから家名しか刻めない、洋型墓石だから自由な言葉を刻むという決まりはありません。
和型墓石と洋型墓石のどちらでも、ご家族の希望に合わせて文字や彫刻を選ぶことができます。
墓石に刻まれることの多い言葉には、次のようなものがあります。
- 〇〇家之墓
- 感謝
- 絆
- 愛
- 心
- ありがとう
- やすらぎ
また、桜、蓮、バラ、ユリなどの花や、山、海、空、音符、家紋などを彫刻することも可能です。
墓石は刻む文字や彫刻で印象が大きく変わります

感謝の文字(墓石のカレン施工)
お墓の仕上がりを大きく左右するのは、墓石の形や石材だけではありません。
正面に刻む文字や花の彫刻によって、お墓全体の印象は大きく変わります。
同じ「感謝」という言葉でも、文字の線の太さ、筆の流れ、文字の配置によって、力強く見えたり、やさしく見えたりします。
墓石のカレンでは、日本武道館で開催された書道展で最優秀賞である高円宮杯を受賞した書家が、墓石に刻む文字を書いています。

高円宮杯受賞の書家の作品と賞状トロフィ
高円宮杯という日本一の称号を受賞した書家による手書き文字には、パソコンでつくられた文字にはない深みがあります。
ご家族が大切な方へ伝えたい想いを受け止め、一文字ずつ書かれた文字には、筆の動きや力の強弱が残ります。墓石に刻まれたときにも、手書きならではの温かさと想いが伝わる仕上がりになります。
一方で、パソコンの文字や、どこかで見たことのあるような桜の花のデザインをそのまま使用すると、高級な石材を選んだとしても、ありきたりな印象になってしまうことがあります。

一般的に使われている文字の例

高円宮杯受賞の書家の書く文字
せっかく長く受け継いでいくお墓を建てるのであれば、石材だけでなく、正面文字や彫刻のデザインにもこだわることが大切です。
和型墓石も現代の暮らしに合わせて進化しています

デザイン性の高いお墓(墓石のカレン施工)
和型墓石に対して、階段が多く、お参りしにくい昔ながらのお墓を想像する方もいるかもしれません。
しかし、現在の和型墓石は、伝統的な外観を残しながら、使いやすさと安全性を高めたデザインへ進化しています。
バリアフリー設計の和型墓石

バリアフリー設計のお墓(墓石のカレン施工)
近年の和型墓石では、墓所の入口にあった階段をなくし、平らに出入りできるバリアフリー設計が採用されています。
高齢の方や足腰に不安のある方でも、お墓の近くまで安全に進みやすくなります。
かがまずにお線香をあげられる設計

安心設計のお墓(墓石のカレン施工)
香炉や花立ての高さを工夫し、深くかがまなくてもお線香やお花を供えられる設計も増えています。
伝統的な和型墓石の美しさを保ちながら、お参りする方の負担を軽くすることができます。
耐震性も向上しています

耐震補強の様子
現在の墓石施工では、石材の内部や接合部分に補強金具を使用し、石材同士をしっかりと結合します。
また、石材を固定する接着剤にも、墓石施工に適した耐震ボンドが使用されています。
見た目は伝統的な和型墓石でも、内部の施工方法や耐震技術は更新されています。
洋型墓石は掃除しやすさと管理のしやすさが進化しています
洋型墓石では、デザイン性だけでなく、日常的なお手入れのしやすさも重視されています。
角や凹凸の少ないデザイン

お手入れのしやすいデザイン(墓石のカレン施工)
複雑な装飾や細かな凹凸を減らし、汚れや落ち葉がたまりにくい、シンプルなデザインが人気です。
表面を拭きやすく、水洗いもしやすいため、お墓参りの際の掃除にかかる負担を軽減できます。
草の生えにくい墓所

草のはえない墓所(墓石のカレン施工)
墓所内へ石を敷き詰めたり、石材の下に防草処置を施したりすることで、草が生えにくいお墓にできます。
遠方に住んでいる方や、頻繁にお墓の手入れへ行くことが難しい方にも適しています。
背の低い構造は耐震性にも有利

地震も安心のお墓(墓石のカレン施工)
洋型墓石は和型墓石と比べて背が低く、重心も低い形です。
そのため、構造上、地震の揺れに対して安定しやすいという特徴があります。
さらに、耐震ボンドや補強金具などを適切に使用することで、安全性を高めることができます。
和型墓石と洋型墓石の比較
| 比較項目 | 和型墓石 | 洋型墓石 |
|---|---|---|
| 墓石の形 | 縦に高い伝統的な形 | 横に広く背の低い形 |
| 印象 | 格式、重厚感、伝統 | 現代的、やわらかい、親しみやすい |
| 石材の使用量 | 比較的多い | 比較的少なく抑えやすい |
| 費用 | 高くなりやすい | 抑えやすい |
| デザインの自由度 | 伝統を残しながら変更可能 | 形や文字を自由に設計しやすい |
| 掃除のしやすさ | 設計によって異なる | 凹凸を減らし掃除しやすくできる |
| 耐震性 | 補強金具や耐震ボンドで向上 | 低重心で安定しやすい |
| 向いている方 | 伝統や格式を大切にしたい方 | 費用や管理のしやすさを重視する方 |
和型墓石はこのような方におすすめです

和型墓石(墓石のカレン施工)
- 日本らしい伝統的なお墓を建てたい方
- 代々受け継がれてきたお墓の形を大切にしたい方
- 重厚感や格式のある仕上がりを希望する方
- 周囲の墓石や寺院墓地の景観に合わせたい方
- 門柱や灯籠を含めた立派な墓所をつくりたい方
洋型墓石はこのような方におすすめです

洋型墓石(墓石のカレン施工)
- 現代的で明るいお墓を建てたい方
- 費用を抑えながら質のよいお墓を建てたい方
- 文字や花の彫刻にこだわりたい方
- 掃除や管理をしやすくしたい方
- コンパクトで圧迫感の少ないお墓を希望する方
デザイン性と施工技術の更新が大切です

洋型墓石(墓石のカレン施工)
和型墓石と洋型墓石のどちらを選ぶ場合でも、デザイン性と施工技術が適切に更新されていることは非常に重要です。
和型墓石であっても、昔ながらの形をそのまま再現するだけではなく、バリアフリー性やお参りのしやすさ、耐震性まで考える必要があります。
洋型墓石でも、見た目だけを優先するのではなく、掃除のしやすさ、水はけ、草の生えにくさ、石材の接合方法まで考えなければなりません。
お墓は屋外で長期間にわたって使用されます。完成したときの見た目だけでなく、10年後、20年後も安心してお参りできる設計と施工が求められます。
まとめ|どちらが優れているかではなく、どんな想いを形にしたいか

墓石のカレン 墓石展示場(群馬県館林市)
和型墓石と洋型墓石には、それぞれ異なる魅力があります。
伝統や格式を大切にし、代々受け継いでいく重厚感のあるお墓を希望する方には、和型墓石が適しています。
費用を抑えながら、現代的で掃除や管理をしやすいお墓を希望する方には、洋型墓石が適しています。
ただし、本当に大切なのは、和型と洋型のどちらが優れているかではありません。
ご家族がどのような想いをお墓に込め、どのように供養していきたいのかを考えることが大切です。
墓石のカレンでは、和型墓石、洋型墓石、コンパクトなお墓、カラー墓石、デザイン墓石まで幅広く対応しています。
墓所の広さや寺院の決まり、ご予算、ご家族の希望を丁寧に伺い、使用する石材、文字、彫刻、耐震施工まで含めたお墓をご提案します。
「和型と洋型のどちらが自分たちに合っているのか分からない」という方も、お気軽に墓石のカレンへご相談ください。















